「最近『投資』『資産運用』ってよく聞くけど,何をしたらいいの?」
「『FX』ってハイリスクハイリターンって聞くから,こわくて手が出せない」
そんなことはありませんか?わたしはそうでした。
当時、専業主婦だったわたしは、家族の資産を増やしたいと思い「投資」に興味を持ちました。
でも、専門用語ばかりでむずかしく、まわりに投資経験者もおらず、長期間なにもできませんでした。
それから、離婚を機に、低い賃金収入だけに頼らない術を手に入れようと思い、「投資」をはじめました。
正直、もっと早く始めていればよかったと大後悔しました。
「無知」は「損」です。「知る」ことで「お得」を手に入れませんか?
わたしと同じような方に、わたしが投資超初心者の専業主婦がわからなかったことを、わかりやすく記事にしたいと思います。
今回はFXについて,投資初心者、専業主婦でも、少しでもわかりやすく解説していきます。
FX取引とは?
【FX】(エフエックス)
■英 語:Foreign Exchange
■日本語:外国為替証拠金取引
<例>【米ドルと日本円の場合】
■通貨ベア:二つの通貨の組み合わせのこと
■表記の仕方:「ドル/円」や「USDJPY」など
(USD=ユーエスドル・アメリカドル・米ドル)
(JPY=ジャパンエン・日本円)
通貨ペアを売買して差益を得ることを目的とする
差益を得るとは?
<例>【米ドルと日本円の場合】
●為替レート:1米ドル=100円のとき
「1米ドルを100円で買う」
↓
●為替レート:1米ドル=120円のとき
「1米ドルを120円で売る」
↓
FX取引の結果20円の利益を得る
例でいうところの「20円の売買利益を得る」こと
為替レートとは?
■為替レートが上がるとき:売りたい人に対して買いたい人が多いとき
(米ドル/円の場合:米ドルの価値が高くなる=円安傾向)
■為替レートが下がるとき:売りたい人に対して買いたい人が少ないとき
(米ドル/円の場合:米ドルの価値が高くなる=円高傾向)
それぞれの為替の価値の値動きであり,「買いたい人」と「売りたい人」が市場にどれくらいいるかの「需要と供給で決まる」
円安と円高とは?
■円安:円がその外国通貨と比べて「価値が低い」こと
■円高:円がその外国通貨と比べて「価値が高い」こと
<例>【1万円で米ドルを買った場合】
●1米ドル=100円のレートの時
1万円÷100円=100米ドル
これを基準とすると…
●1米ドル=80円のレートの時
1万円÷80円= 125米ドル
「円高になった」
または…
●1米ドル=125円のレートの時
1万円÷125円= 約80米ドル
「円安になった」
円が,その外国通貨に対して,価値が低いか高いか
差益を出すには?
<例>【米ドルと日本円の場合】
●「円で米ドルを買い」その後「米ドルを円で売る(決済)」するとき
買った時より円安(ドル高)のとき → 得をする
買った時より円高(ドル安)のとき → 損をする
●「米ドルで円を買い」その後「円を米ドルで売る(決済)」とき
買った時より円安(ドル高)のとき → 損をする
買った時より円高(ドル安)のとき → 得をする
円高の時に外国為替(米ドルなど)を買って
円安になったら外国為替(米ドルなど)を売る
スプレッドとは?
<例>【売値(BID)が99.997円,買値(ASK)が100.000円の場合】
●差額の0.3銭がスプレッド
「売値(BID)と買値(ASK)の差」であり
「FX会社に支払う取引手数料」である
※FX会社ごとに通貨ペアにより金額は異なる
スワップポイントとは?
<例>【「低金利通貨(金利1.0%)の日本円」で「高金利通貨(金利10.0%)のトルコリラ」を買った場合】
10.0%-1.0%=9.0%
これをスワップポイントとして,原則毎日受け取れる
※注意! 高金利通貨で低金利通貨を買うとスワップポイントの支払いが発生する
通貨間の金利差によって発生する損益
レバレッジとは?
<例>【25倍レバレッジの場合】
●25倍の取引ができる
つまり,少ない自己資金で大きな利益を得ることができる
預け入れた金額の何倍もの取引ができる
→ 少ない自己資金で大きな利益を得ることができる
※注意! 高いレバレッジをかけると,その分大きな損失が発生することもある
取引単位とは?
<例>【「最小通貨が10,000通貨」で「レバレッジが25倍」の場合】
●1米ドル100円のとき
10,000通貨×100円=1,000,000円
1,000,000円÷レバレッジ25=40,000円
→ 「40,000円の自己資金」が必要ということ
※「最小通貨が1,000通貨」のFX会社で取引すれば,単純に1/10の「4,000円の自己資金」で取引ができるということ
FX会社ごとに最小の通貨単位がもうけられている
(10,000通貨・1,000通貨・100通貨・1通貨など)
通貨単位が大きいほど自己資金が必要となる
※注意! 大きな資金を投下すれば利益も大きくなるが当然リスクも増える
※注意! 初心者の方は小さい通貨単位から取引をしましょう
取引時間は?
FXの場合,当事者同士で取引を行うため,特定の取引所が存在しない
世界の主要都市の為替市場が開いている限りいつでも取引ができる
土日を除いた平日24時間
基本的には日本時間で月曜日AM7:00から土曜日AM6:00
ロスカットとは?
<例>【みんなのFX(トレイダーズ証券)の場合】
みんなのFXでは「証拠金維持率(◎1)が100%以下でロスカット」
※取引に必要な資金が不足しているとして,これ以上損失が大きくならないようにと「自動的にロスカット」される
◎1:証拠金維持率とは?
取引を続ける余力がどれくらいあるかを示す数値
純資産(◎2) ÷ 必要証拠金(◎3) × 100
◎2:純資産とは?
FX会社に預け入れた資金に決済前の損益を加えた金額
◎3:必要証拠金とは?
取引に必要な最低限の資金
決済前の損失である含み損が,一定の水準に達したときに,更なる損失の拡大を防ぐための自動決済機能
損失が大きくなりすぎるの前に,強制決済をすることで,資産を守るための安全装置的な役割
FX会社によって異なるルールがある
※注意! 相場の急変で決済が間に合わず想定外の損失を被る可能性もある
※注意! ロスカットはなるべく避けたほうが良い
ロスカットを防ぐ方法とは?
①レバレッジをかけすぎないこと
レバレッジをかけすぎると少しの相場変動で損失が大きくなり,純資産が大幅に減少してしまうことで強制ロスカットにつながる可能性があるため
②損切注文をしておくこと
これ以上損失を出さないように損切注文を設定することで最低限の損失に抑えることができる
まとめ
①安い時に買い,高くなったら売ること
②スプレッドよりも利益のほうが大きくなったら売ること
③為替差益とスワップポイントで利益を得る方法がある
①初心者は2~3倍程度のレバレッジで取引がおすすめ
②ロスカットされないようにする
③アプリや証券会社のHPなどでデモ取引で練習をする
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さいごまでご覧いただきありがとうございました。
これからもみなさまに読みやすい記事を投稿していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。